まずは、ここから。原価計算をするには管理体制を整えましょう。
ここでいう管理とは、事業に関わるすべての管理をいいます。
具体的には、@「ヒト」、A「モノ」、B「カネ」ということになるでしょう。
@「ヒト」とは、人材のこと、すなわち従業者のことですが、もっと詳しく言えば、「作業内容・工程」「作業時間」「賃金」のことになります。
A「モノ」とは、事業に必要な物のことです。社屋、什器備品などをはじめ、売上を生み出す「原材料」「消耗品」のことです。
B「カネ」とは、いうまでもなく「お金」のことですね。「売上高」「原価」「一般管理費」「利益」などをさします。
管理体制が整っていないと、事業の内情を知ることはできません。大雑把な把握ということになってしまいます。これでは「いざ」というときに、適切な対処ができません。「中小企業だから・・・」「会社の規模が小さいから・・・」「開業したばかりだから・・・」などといってはいられません。
早めに管理体制を整えましょう!
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